2010/11/28

▼「不動の天下を目指す」という大きな志を示す「北辰会」を立ち上げ小沢一郎代表
小沢一郎元代表を支持する衆院1期生議員53人が25日、小沢氏を最高顧問とした新政策グループ「北辰会」を立ち上げた。

▼小沢一郎元代表は、「不動の天下」を志す「北辰会」の最高顧問に就任   by 板垣英憲

「北辰会」という新しいグループの名前から思い浮かぶのは、江戸幕末の剣術家・千葉周作が創立した「北辰一刀流」である。北辰とは、北極星の別名だ。それは「繁栄への道標」を意味している。北天の北極に近く輝く星、ほとんど位置を変えることなく、夜空にひときわ美しく輝き、真北を示す星として大昔から漁船の大切な目印となってきた。このようないわれから名をとり、「不動の天下を目指す」という大きな志を示している。いまの日本に求められているのは、「移ろいやすい政治」ではなく、まさに、「不動の天下」である。
 若い政治家たちに囲まれ、最高顧問に担ぎ上げられた小沢元代表は、後身を養う名人である。政治家として、これほどの栄誉はない。「北辰会」という言葉を政治団体名に選んだ新人議員たちの将来に期待したい。

ウォルフレンの「小沢一郎論」より
『小沢は今日の国際社会において、もっとも卓越した手腕を持つ政治家のひとりである。ヨーロッパには彼に比肩し得るリーダーは存在しない。政治的手腕において、そして権力というダイナミクスをよく理解しているという点で、アメリカのオバマ大統領は小沢には及ばない』
(アムステルダム大学教授、カレル・ヴァン・ウォルフレン)

政治家として日本は勿論国際的にもキーパーソンとなりつつある小沢一郎氏。今までの戦後流れてきた「敗戦国根性」を打破して貰いたい。

BLOG「世相を斬る」 あいば達也  「小沢一郎の真意を探る。民主党という看板は有効か、足手纏いか?(1)(2)」