2010/07/25

これでいいのか検察審査会

▼「これでいいのか、検察審査会」-ジャーナリスト 江川紹子 

 「嫌疑不十分」で不起訴となった人が、検察審査会で2度の「起訴相当」を経て強制起訴された場合、裁判で無実が明らかになったら、どうするのだろう。検察審査会によって、間違った起訴がなされた場合、いったい誰が責任をとり、誰がどのように謝罪するのか。損害を回復するための措置を、誰がどのようにしてやってくれるのか。 
 
 強い権限と重い責任を担っている検察審査会のあり方が、果たして今のように不透明でいいとは思えない。予断を排し、証拠のみによって審査を行う工夫や、検察官や補助員弁護士の説明や証拠の標目は公開するなど、改善すべき点は少なくない。早急に、検察審査会の問題点を洗い出し、よりよい制度にするための議論を始めるべきだ。

------------------------------------------------------------------------------  
☆ブログ「簡にして要-政治の風を読む」---民主党、小沢一郎、検察審査会、マスコミ、小川昭子、メディア、特捜部、可視化、ジャーナリズム、新聞テレビ、ツイッター、裏金、暴走、日本一新運動、平成維新、官僚制だは、地方主権、改革、朝日、政治とカネ、起訴、名古屋市民革命、菅総理、河村市長、村木冤罪事件、組織ぐるみ、